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絶対に英語が伸びる音読練習:ステップごとの学習

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困る女性
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「英語の学習に音読がいいって聞いたけど、実際のところどんな成果が出るのかわからないから、音読練習を始めるのを躊躇している。」

怒る男性
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「音読練習がいいって聞いて1カ月間実際にやってみたけど、思ったほど成果が得られなかった!!」

✅ 本記事の内容

実は音読練習は、英語のスキルを伸ばすのにとても効率的な学習方法です。

よくリスニングを伸ばすのにシャドーイングの練習がいいといわれますが、実は音読練習でもシャドーイングと同等、人によってはシャドーイング以上の成長を実感できる人もいると思います。

ですので、音読練習はぜひ英語学習に取り入れていただきたい学習になります。

ただ音読のやり方がよくわからない方もいらっしゃると思いますので、今回は英語を成長させるための音読練習をご紹介しようと思います。

この記事にはぜひご活用いただきたい教材の紹介もしますので、ぜひ参考にしてみてください。

・音読練習のメリット

・音読練習を効率的に行うための方法

・おすすめ教材の紹介

✅ 自己紹介

・アメリカの大学卒業

・国内外での営業経験・駐在経験あり

・営業職を経て、メーカーでの通訳

・現在はビジネスパーソンのための英語講師として500名以上に教えてきた経験あり

この記事を読んでいただくと、

・音読練習による4技能の成長を実感できる

TOEICのスコアにも成長が反映される音読練習のやり方がわかる

音読練習を最大限に生かす方法がわかる

英語の学習で最もシンプルで最も効果のある学習だと私は思っています。

そしてこの音読練習でとても多くの人が英語を伸ばされていることも見てきました。

ぜひ今回ご消化するやり方を学習に取り入れてみてくださいね。

音読が効果のない練習だといわれる原因

音読練習は英語の学習であまり取り入れられていない印象があります。

その理由は「ただ音読をするだけ」では音読練習にあまり英語を伸ばす力がないからです。

つまり、英語を教える人ですら音読練習の必要性・潜在力を見誤っていることが多いです。

しゃべること、聞くことが英語の近道だと思われているのですが、

読めない文章は聞き取れませんし、その文章を自ら作り上げることもできません。

音読練習はコツさえつかめれば、簡単に英語を伸ばすことができる学習ツールですので、お金がかかりません。

効果的な音読練習をするこで得られること

音読練習で得られること、それはたくさんあります。

ただ一番のメリットは、「英語を理解するスピード」が上がることです。

例えば英語を聞いた瞬間、英語の音はわかるのに頭に残らないという現象を経験したことはありませんか?

そういった時に、正しい音読練習が身についてくると、しっかり頭に意味として残るようになります。

特に、留学を経験したり英語での仕事をした経験のある人であれば、音読練習で短期間で英語の成長を実感できるということも夢ではありません。

効果を最大にする音読練習、ステップごとにやってみよう!

ここから音読練習の効果を最大化する音読練習を紹介します。

この音読練習はわたしが実際に生徒さんに教えている方法ですので、すでにこの方法で英語を伸ばしている人がたくさんいます。

ぜひステップごとに取り組んでみてください。

■ステップ1:教材選びのポイント

音読練習を始める前に、以下の2つの点を意識して教材を選んでください。

1.音源付き

2.難しすぎない

音源付きであってほしい理由は、音読練習時に間違った発音をして単語を覚えること防ぐためです。

せっかく英語を学習しても、間違って覚えてしまってはリスニング時には意味が判断できませんし、自分で発話しても間違った単語の発音では意味が伝わりません。

効率的に学習を進めるにあたって、音源をうまく活用して音読練習をします。

2つの目のポイントの「難しすぎない教材であること」ですが、これはどうやって難しい・難しくないを決めていくかが重要ですね。

音読練習で使うテキストは、最初にサラッと目を通してみて、8割程度分かるものでOKです。

5割以上わからないものを使用してしまうと、音読に行くまでに単語を調べたり意味を考えるのが困難なため、音読練習の意味があまりなくなってしまいます。

わからない2割を調べて、音読練習ができるくらいのテキスト・スクリプトを使用してみてください。

■ステップ2:音読練習の前の準備

上記で「あまり難しいテキストを選ばない」でほしいのは、この次のステップの時間をあまり割いてほしくないからです。

この練習で一番大事なこと、それは「意味のある音読練習を行うこと」です。

机に向かって単語や文法を調べる学習も大事ですが、そこまで単語や文法に時間を割いてしまっては音読練習が一向にできません。

なので、ある程度内容が把握できているものを、2割わからない意味をチェックして、音読練習に行ってほしいです。

ここで大事なことは、「わからない単語や文法はしっかり意味を把握しておく」ことです。

意味が分からないままの音読は、意味のない練習になります。

■ステップ3:さっそく音読練習(意味を考えながら読む)

前のステップで、「しっかり意味を調べて音読練習をしてほしい」ということをお伝えしました。

その理由は、音読練習でもしっかり意味を考えながら音読練習をしていただきたいからです。

例えば、実際に以下の文章を例にして練習をしてみましょう。

Kate has some reports she’s got to finish in the morning, and then she goes to a new client in the afternoon. But in the early morning, the client called to change the meeting time to Monday.

もしこの中でわからない単語があればしっかり調べましょう。

例えばthenの意味が分からない、earlyの単語がわからないという場合は、意味を調べる、言語化しましょう。

そして、もう一つ大事なこと、それは、スピード感を意識していただきたいことです。

意味を考えながらスピードを意識するのですが、結構大変です。

最初からスピードをあげないで、意味理解が追いつくスピードで音読練習をして、何度も音読練習を重ねて意味を覚えてしまうくらいスムーズにスピード感をもって音読練習を仕上げてみてください。

目標は、最初の音読練習のスピードの大体1.5倍くらいのスピードになるようになるまで練習をしてみてください。(あくまで意味が追いつく程度のスピードで)

■ステップ3:何度も繰り返し音読練習をしましょう

音読練習が上記でお伝えした、1.5倍のスピードになるまで繰り返し練習をしてみてください。

できれば暗唱までできるとより効果があります。

というのも、正しい構文を暗記することで正しい英語のアウトプットの基礎ができます。

音読練習は4技能すべてを伸ばすポテンシャルを秘めた練習なんです。

音読練習の成果はどれくらいで実感できる?

私が今まで教えてきた生徒さんを見ると、大体早くて2週間、遅くても2か月でしっかり成果が出ています。

成果の基準としては

・音読練習を始めたころより、英語を読んだり聞いたときに意味が流れていかなくなった

・音読練習が以前より簡単に身につくようになったので、音読練習する前から大体意味が分かるようになった

こんな変化を感じられるようになるはずです。

もし1カ月間音読練習をしているのにも関わらず、変化を感じないということであれば、上記のステップのどこかに抜けがあるかもしれません。

ご自身のレベルにあった教材であること、音読の練習前に意味をしっかり調べていること、音読練習を何度も繰り返し暗唱できるまでやり切ること、スピード感を意識すること、これらのポイントを改めてチェックしてみて下さいね。

ポイント

音読練習のポイントは以下の4つです。意識して取り組んでみてくださいね!

・レベルにあった教材

・音読の練習前の精読

・音読練習はスピードを意識する

・音読練習は暗記するまでやりこむ

音読練習に使ってほしい教材

以下レベル別に教材を考えてみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

TOEIC~400点

まだ長い文章になれていない場合は、以下の教材のような短い文章をまとめた「瞬間英作文の練習」のテキストがおすすめです。

TOEIC400-550点

英単語もある程度身についてきている方であれば、長めの文章で挑戦してみましょう。

実際のTOEICのテストのリーディング・リスニング問題ですが、400点レベルの単語で構成されているため、比較的精読に時間をとられず音読にピッタリのスクリプトがたくさんあります。

Part3,4などのリスニング用のスクリプトを音読練習に活用してみてください。

TOEIC550~700点

このあたりから語彙力や文法力が大事になってくるレベルです。

ある程度単語にも負荷をかけて、音読練習のスクリプトもややチャレンジングなものを選ばれるといいです。

ラダーシリーズはレベルに合わせて単語が調整されていますが、私は興味のある分野の教材をこのレベルあたりから選んでどんどん取り組んでみてもいいともいます。

TOEIC700~850点

ここから実践的な英語のテキストを使用するのもいいと思いますが、まだこのTOEIC750あたりであれば、基礎の英語に戻るのも私はいいと思います。

TOEICのレベル感のあるテキストを選んで、先ずはTOEIC900点の壁を越えてみるのもいいでしょう。

この教材のリスニングスクリプトは、単語自体はそこまで難しくないのですが、言い回しが長く、とてもいい英語のトレーニングとなるでしょう。

TOEIC900~

ここからは実践的な英語の教材を使い、音読のレベル感も上げていくといいです。

既にあなたがかなりの語彙力があるのであれば、私がおすすめしているのは、この教材です。

この教材がすらすらと読めると、TIMES紙等もかなり読むベースがついてきている証拠です。

いくつかのスクリプトには音源がついているので、音読練習にも使用できます。

TOEICすべてのレベルの方

ENGLISH COMPANY MOBILE」では、英語音読の学習方法に沿って音読練習ができるので、独学ではなく誰かのサポートを受けて継続的に取り組みたい場合は、おすすめのアプリです

まとめ

音読練習は毎日コツコツ続けていけば、最もコスパよく独学で英語を伸ばすためのツールになります。

今回ご紹介したやり方でぜひ音読練習を英語の学習に取り入れてみてください。

学習時のポイントは4つ

・ご自身のレベルにあった教材で音読練習に取り組む

・音読練習の前にはしっかり意味を調べて行うこと

・音源を活用して、単語を正しく発話し、意味を考えながら音読練習すること

・暗記するくらい、スムーズさが出るくらい何度も練習を行うこと

この4つを意識して行うことで、必ず英語の成長を実感されるはずです。

今回は英語を伸ばすための音読練習の活用方法をお話しました。

今英語の学習で伸び悩んでいるのであれば、まず上記で説明した音読練習からまず取り掛かってみてください。

このブログでは英語の学習の実際のノウハウ、ビジネスパーソンに現在英語を教えている先生の目線でいろんな情報を発信できればと思っています!

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