今後治験関連の外資に転職を考えているからTOEICをとろうか悩んでるんだよね。
今までの看護師の経験を活かして医療通訳士になろうと思っているんだけど、TOEICのスコアは必要?
この記事では今英語ができる証明としてTOEICを取得しようと検討しているけど、本当に必要なのか?TOEICをとりことによるメリットは何か?をお話しようと思います。
✅ 本記事の内容
・看護師がTOEICをとるメリット
・看護師が求められる業界ごとのTOEICスコア
・TOEICの対策が必要なケースと、必要ないケース
✅ 自己紹介
・語学留学のためにアメリカへ、その後現地の大学卒業
・国内外での営業経験・駐在経験あり
・営業職を経て、メーカーでの通訳
・英語講師として500名以上に教えてきた経験あり
・医療通訳になりたい・TOEICのスコアをとって転職をしたいという受講生の指導も経験あり、その中で感じたTOEICを伸ばすポイントなどもお話します
この記事を読んでいただくと、看護師がTOEICをとることによるメリット、TOEICスコアが必要かどうかのイメージがつきます。
看護師がTOEICをとるメリットとは?
結論から言うと、看護師さんがTOEICのスコアをとるメリットは、かなりあります。
大きなメリットの一つが、語学手当敏江もらえる給与をUPできることです。
近年外国人の患者さんが増えているのもあり、院内に英語を話せる職員がいると助かるということで、TOEICのスコアはその際に発揮されるケースがあり、そのための生徒さんを教えたことは何度もあります。
コロナ前からじわじわそういった、英語を使えるようになりたい看護師さんに英語を教える機会が増えています。
関東エリアの病院だと、英語ができるとその分語学手当をもらえることもあるので、(TOEIC730点以上=15,000円/月
TOEIC900点以上=30,000円/月という求人も出ていますね)給料も年間にすると最大36万上がるケースも!
語学の習得にはある程度時間がかかるので、早めに語学対策・TOEIC対策はマストですね。
TOEICの学習に1年間かけて、月に1万5千円もらえるのであれば、めちゃくちゃコスパがいいと思いませんか?
看護師資格を使って他の業種に転職する際に、TOEICが有利になることはよくある
看護師とTOEICの力があると、転職時にも有利になります。
例えば、インターナショナルスクール・バイリンガル保育園で看護師の募集をしたりしています。
そういった求人では「英語力不問」と記載されているケースもありますが、入ってからネイティブの先生との連携が取れず苦戦されることもあります。
私自身も看護師の生徒さんは多く教えてきており、バイリンガル保育園に入られる看護師さんは留学や英語学習でTOEICのスコアを650点は目指している印象でした。
もちろん「英語不問」といっているのであれば、「英語はあまりできないけど、インターで保育士になるのに挑戦したい!入ってから英語は頑張ろう!」ということでもいいと思うのですが、
もしあなたのほかにTOEICのスコアが650点ある看護師の資格を持っている人がいたら、やはり適正的にそちらが採用ということもあり得ると思います。
英語のリスニングがうまくできないケースとしてよくあるのが「実は認識できていない音がたくさんあることに気付いていない」ということです。
また、こういったインターでも英語ができる看護師に別の語学手当がつくことがあり、高ければ1万程UPができるようです。
インターの保育士に対する英語力は不問と書いている個所が多い印象です、というのも一番大事なのは保育なので。ただ英語を使う現場になるので、TOEICのスコアが有利に働くのは確かです。
英語不問とか言ってあっても英語を使う環境であれば、看護師×TOEICはかなりの武器になります
人気のインターであれば、TOEICのスコアでライバルとの差を見せつけることができます
海外で働く場合は、TOEICでは難しい
もし海外で看護師として将来勤務したいと考えているのであれば、TOEICのスコアではなくIELTSやTOEFLのスコアを取得する必要があります。
日本の職場環境においてTOEICの認知度はとても高いですが、海外ではTOEICの認知度はそこまで高くありません。
IELTS?TOEFL、何それ聞いたことない、、、
IELTS(アイエルツ)はアメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イギリスなどの英語圏の国で就労、移住、大学への入学を希望する人の英語力を測定する試験です。
TOEFL(トーフル)は、海外の大学の入学条件として採用していることもある英語力を測定する試験です
英語力を測定する試験でも、様々なもののがあります。
目的によって、英語の学習のベクトルは変えていく必要がありますね!
看護師の求められるTOEICスコアは結局何点?
業種によって求められるTOEICスコアの例
医療通訳・翻訳 | TOEIC890点以上 |
治験関連企業(外資) | TOEIC780点以上 |
医療機器メーカー・インター保育園 | TOEIC650点以上 |
これはあくまで大体の指標となります。
また、求めている条件や経験によってこの点数は異なるでしょう。
一般的にTOEIC650点以上あれば、日本国内の企業においては「英語の基礎はある」と判断されることがほとんどです。
それぞれのスコアの特徴・英語のレベル感をお話します。
TOEIC650点以上
TOEIC650点以上あると、「限定された領域において、業務上のコミュニケーションが取れる力」があると判断されます。
内容の詳細まではわからないけど、概要はつかめる・相手の意図は伝わるし・伝えられる。という英語力です。
一例として以下のような求人があるでしょう
- 医療機器メーカー
- バイリンガル保育園
あくまで一例ですが、TOEIC650点以上はこのような領域で英語が必要とされるのであれば、アピールできる一つの要素になります。
TOEIC780点以上
TOEIC780点以上あると、どんな状況でも適切なコミュニケーションが取れる素地ががると判断されます。
英語の正確さや流暢さに差が出て気はしますが、業務での支障は出ずしっかり相手との英語の意思疎通ができるレベルです。
一例として以下のような求人があります
- CRO(治験関連企業)
- 病院勤務(語学手当付き)
外国人の患者さんが多い首都圏ではTOEICの高スコアを持っている看護師や、留学経験のある看護師が重宝されることもあり、手当もしっかりついたりするケースもあります。
TOEIC890点以上
TOEIC890以上の場合は、高度な英語を使用した仕事に求められるレベルです。
英語を正確に聞き取れるレベルで、ネイティブには一歩隔たりがあるとはいえ、文法・正確性・流暢さもあるレベルです。
一例として以下のような求人があります
- 医療機器メーカーでの通訳・翻訳
- 医療通訳士
TOEICスコア以上の英語力・専門性も求められる職種になりますが、看護師×高度な英語力は鬼に金棒です。
TOEICの対策はTOEICの専門スクールでした方がいいの?
結論から言うと、独学でもTOEICの学習はできます。
TOEICの公式問題集に沿って、実際に試験とおなじ時間間隔で自己採点をしてみてください。
どこに課題があるのか?どの学習にフォーカスすべきか見えてくるはずです。
日々の業務が忙しくて、独学は考えられない。なるべくTOEICを教えてもらえる学校に行ってさっさと英語を伸ばして、転職に向けた活動がしたいよ。
仕事も忙しくてTOEICの学習は手っ取り早く伸ばして転職をしたいと思っている看護師の人もいるかと思います。
そういった方は、TOEICの専門のスクールに行くことをお勧めします。
おすすめのTOEICの専門学校
第二言語習得研究をベースにTOEIC対策「イングリッシュカンパニー」
イングリッシュカンパニーは完全マンツーマンの英語パーソナルトレーナーが専属でつく、コーチングスクールです。
第二言語習得の研究をベースとした英語学習を、マンツーマンで学習提案・サポート指導してくれるため、英語の総合力を伸ばしつつ、TOEICのスコアも効率的に伸ばせるスクールです。
まだTOEICのスコア手的にも英語が初級者・中級者の人も、TOEIC800点台から900点台へのステップアップを目指す上級者にも完全対応しています。
近くにスタジオがない場合や、自宅から受講したい場合には、完全オンラインで受講することも可能です。
忙しい看護師さんでもオンライン授業ができるのは魅力ですね!TOEICのレベル感に問わず効率的に英語を伸ばし・TOEICのスコアが伸びるのはうれしい!
ま
まとめ
看護師にTOEICの点数は必要か?メリットはあるかのお話をしました。
TOEICのスコアは、英語を使う領域でかなり重宝され、効率的なお給料のUPにつながるので、持っていて損はありません。
今後外国人の訪日はますます増えてくるでしょう。そんな中で英語を使える看護師さんは引く手あまたになるのではないでしょうか。
英語を話せる看護師さんは本当に限られていると思います、またそれが高いレベルの英語力であればあるほど、その貴重度は上がるでしょう。
TOEICのスコアを上げることは、最もコスパのいいキャリアップツールですので、ぜひ高得点まで目指してみてくださいね!