
学生時代から苦手だと思っていたけど、英語の学習を始めて今後のキャリアアップに活かしたい、、、でも何から始めればいいかわからない。

30代になって海外に行くことも多くなったけど、毎回英語で苦労するからそろそろ英語の学習を始めようと思っているけど、何から始めればいいかわからない。
✅ 本記事の内容
英語の学習を始めてみたいと思っている人も、まずこの【何から始めたらいいかわからない】という最初の課題に直面するケースがとても多いです。
本屋に行けば、英語を習得するための本がずらーっと並んでおり、どれが自分に合った教材かわからない、そんな人もいるのではないでしょうか?
サイトやYOUTUEBにも英語の学習についてのノウハウがたくさん載っているけど、情報が多すぎて一体何が自分に合った学習かわからないと感じている人も少なくないはずです。
今回は、とにかくシンプルに、何をまずは始めれば一番効率よく英語の学習が進められ、効率よく伸ばせるか?についてお話していこうと思います。
・英語をこれから習いたいと思っている学習者が避けるべき3つの学習
・英語をこれから学ぼうと思っている人が取るべきたった一つの学習
✅ 自己紹介
・アメリカの大学卒業
・国内外での営業経験・駐在経験あり
・営業職を経て、メーカーでの通訳
・現在はビジネスパーソンのための英語講師として500名以上に教えてきた経験あり
この記事を読んでいただくと、
・英会話・英語学習初心者がやらない方がいいことが明確になり
・英会話・英語学習者が最初に何をすべきかが明確になります。
とにかくシンプルに、でも避けるべき気を付けるポイントをお伝えできればと思います。
今まで英語を学習して挫折してしまった人も、ぜひ今後の学習の参考にしてみてくださいね!
英会話・英語の学習初心者がまずは避けるべき3つのこと

よく英会話学習を始めたばかりの人が陥りがちな3つの避けるべき学習は
・ネイティブといきなり会話をしてのばす英語学習
・単語だけを覚える英語学習
・音を聞くだけでの英語学習
これらの学習は英語の習得するレベルによって必要になることもあります。
ただ英語の学習初心者が最初にとるべき学習としてはあまりお勧めしません。
その理由をここから説明していきます。
ネイティブといきなり会話をしてのばす英語学習が英語初心者に向いていない理由
■理由:会話にならないため、相手の言っていることをただ【聞く】だけの練習になるから、学習効率が悪い
この練習は、子ども(8歳くらいまでの子どもたち)には向いている練習になります。
子どもたちは、英語を音・感覚でつかんで、その音を鍛えるという点ではとてもいい練習になります。
ただ、大人になってからいきなりネイティブとの会話で英語学習をするとなると
・英語の意味が分からないため、会話が成立しない
・わからないから実際に英語を書いてもらうようなシーンが多いため、会話の練習にならない
・最悪の場合、ネイティブの発音やスムーズな英語に圧倒され「自分の英語はダメだ」と自信を無くして学習をやめてしまうことも
英会話初心者であれば、 日本語でのサポートがある講師 を選び、学習効率を上げることが望ましいです。
・単語だけを覚える英語学習が英語学習の初心者に向いていない理由
■理由:単語はあくまでツールであり、単語だけで英語を伸ばすのは学習効率が悪い
英語の単語は確かに覚えれば武器になります。
しかし武器をたくさん持っていても、うまくそれが使えなければ宝の持ち腐れです。
使い方を覚えないと、文章に結局できず使い物になりません。
例えば、「get = 得る」と覚えても、"get up"(起きる)や "get along with"(うまくやっていく)の意味は予想できないなど、うまく会話やリスニング時に判断できないことがよくあります。
また単語単体の学習は、文脈がないので記憶に定着しづらいです。
英会話居新車であれば、使い方や例文と一緒に覚えた方が、脳に残りやすくなります。
・音を聞くだけでの英語学習が英語学習の初心者に向いていない理由
■理由:聞き取れない=理解できない、つまり聞いても結局会話につながっていかないため意味のない学習になる傾向がある
初心者の段階では、英語の音そのものにまだ慣れていないため、音声を聞いても「どこからどこまでが単語か」すら分からないことが多いです。
例えば、「Did you eat it?」が「ジュイーディッ?」と聞こえてしまい、意味不明に感じたりして、理解するところまでいきません。
音を聞くだけの学習は、意味が分かっていれば効果があることがありますので、まだ英語初心者の学習としてはあまり向いてないことが多いです。
英語をこれから学ぼうと思っている英会話初心者の人が取るべきたった一つの学習法

今回はシンプルな学習提案をしたいので、こちらで教材も選んでしまいました!
英会話初心者、英語学習初心者であることを想定して教材・やり方を考えました。
ステップごとに学習をぜひ進めてみてください!
■ステップ1:教科書はこれ!
レベルごとに分かれているラダーシリーズのピーターパンです。
多くの人が知っているストーリーですが、結構知らない単語も出てくるはずです。
まずはこれを使って学習を進めてみましょう。
■ステップ2:さっそく読んでみよう!
まずは声に出して読んでみてください。
わからない単語は線を引いておけばOKです!
まずはわからなくてもまずは読んでみましょう。
1ページ読み終わってみて、なんとなく分かったなとおもったら次の■ステップ3へ進んでください。
全くわからない、ということであれば、再度声を出して読んでみましょう。
読みながら英語を理解することは難しいので、わからなくても大丈夫です!先ずは読む、理解するように読む、わかる範囲で理解してみる。
再度読んでまたわからない場合は、■ステップ3へ進みます。
■ステップ3:精読しよう!
このラダーシリーズは精読を必要としないやり方で進める教材になっています。
ただ、私が今まで教えてきた方法は、この精読を入れる方法です。
精読をすることで、正しい単語の意味を知ることができます。
つまり、覚えてしっかり理解できれば使える武器にすることができるということです。
精読は細かく気にしすぎるのも時間がかかってしまうので、全体の8割程度(もちろん楽しければ読み込み・精読をしてみてください)でOKです!
■ステップ3:今後は音を使って英語を聞いてみる
音源がラダーシリーズは音源がないので、音源を読み上げるアプリやGoogle翻訳で英語を書き出したりすると、簡単に英語発話をチェックできます。
おすすめはChatGPTです。
英文を入れたり知らない単語を入れて発音を聞いてみてください!
ただ音を聞いてみてください。この時に精読をした意味を考えながら何度か意味がつかめるようになるまで聞く時間を持ってみましょう。
ここで、知らなかった単語は単語の上にカタカナで発音を書いたりして音をまねてみてください。
■ステップ4:音読練習、そして音読練習
この最後のステップは音読練習です。
精読・音のチェックをしたので、すでに読む準備はできました。
ゆっくりでいいので、意味を考えながら音読練習をしましょう。
ここで、発音やスピード感・流暢さは気にしないでください。
まずは”意味”に全集中で、読んでみましょう。
この音読練習を暗記するくらい繰り返し読んでみてください。
■ステップ5:ステップ1~ステップ4をいろんな英文で繰り返す練習を1か月続ける
この練習を1か月間続けてみてください。
音読練習によりできる英語のスクリプト数は決まってくると思いますが、たくさんできればできるほど、英語の感覚がよくなっていきます。
まずはネイティブと対話するための土台作りです。
たくさんの武器があった方が、どんなシーンでも対応できます。
英会話初心者のうちは、この音読練習+学習量を意識してみてください。
1か月で必ず変化を感じますよ。
学習はシンプルに、でもコツコツ毎日続けてみてください

英語の学習を始めたころは、あれもこれもと手を出したくなります。
そこをぐっとこらえて、先ずは音読練習をしてみてください。
語彙力がつくだけではなく、英語の文章の感覚がつかめてきます。
難しいことは考えなくてOKです、先ずは取り組んでみてください。
始めるといろんな疑問がでてくるはずですが、そこもあまり深く考えず1カ月間取り組んでみてください。
もし1カ月間しっかり学習をしても変化がなかったら、もしかしたらやり方で見落としている点があるかもしれません。
再度上に書いた5つのステップを確認してみてくださいね!
まとめ
英会話学習の初心者の人がやるべき学習は、とにかくしんぷるに音読練習です!
・上記の教材を使って
・ステップごとの学習を行い
・それを1カ月間継続する
・たくさんのスクリプトができればなおいい!
この4つのポイントを意識して学習をさっそく今日から始めてみて下さい!
今回は英会話学習の初心者が取り組むべき学習法をお話しました。
今英語の学習で伸び悩んでいるのであれば、まず上記で説明した5つのステップからまず取り掛かってみてください。
このブログでは英語の学習の実際のノウハウ、ビジネスパーソンに現在英語を教えている先生の目線でいろんな情報を発信できればと思っています!